近隣物件調査
空室対策を行うにあたって、賃料設定はとても大切です。近隣の物件の価格より高ければ借主がつく可能性は下がります、かといって安いからつくというわけでもありません。どうしていくのか進め方をご紹介させていただきます。
1.賃貸物件の把握
まず、貸し出したい物件の良い所、悪い所を確認し、把握します。
把握することにより、アピールポイントを定めることができます。又、改善しなければいけない点も明確になります。
2.近隣物件との比較
競合物件となる周辺の物件を調査し、賃料や初期費用、どのような設備がついているかを比較し、他と比べて優れているところ、劣っているところを把握し、競合物件と比べ、優れている部分をアピールし、劣っているところは改善するかそのまま広告を出してみるか方針が立てられます。
3.打合せ・ご提案
ただ、家賃を下げるというわけでなく、競合物件により提案が異なり、「フリーレント1カ月つけてみませんか?」「敷金・礼金0円にしませんか?」「畳表替えしませんか?」等、物件により最適な提案をします。
上記内容が基本的な流れとなります。オーナー様ご本人ですと、
- 保有物件のため、長所・短所を把握する際に主観・思い入れ等が入ってします可能性がある
- 近隣物件の情報を手に入れるのが面倒、難しい
- どこに、どの程度力を入れるべきなのか、優先順位をつけるのが難しい
以上のようなことから、管理会社に相談していただくのがオーナー様にとっても良いかと思われます。
第三者の客観的視点をもつ管理会社や不動産会社と相談して貸し出すことが空室対策のポイントだと思います。